GA4 Hacks

現役データアナリスト2名がGA4に関するナレッジを発信するブログです。

ウェブ解析士の資格を勉強したことで恩恵を受けたこと

これは「WACA Advent Calendar 2023」の17日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9249

昨日は河村悠佳さんの「ウェブ解析士をとってよかったこと」でした。

 

今回はウェブ解析士の資格を勉強したことで恩恵を受けたことを記載していこうかと思います。

 

ウェブ解析士の書籍との出会い

 

わたしは社会人6年目、ウェブ解析士を取得して3年になりますが、実は昔からウェブ解析士の資格に出会っていました。

 

大学3回生の際、今思うとインターンに参加した企業でちょうど他の方がウェブ解析士の資格を取得するために書籍を持っていたのを目撃していました。何の資格なのだろうと思いつつそのときはそれで終わったのですが、新卒で入社した会社でまたその参考書と出会う事となりました。

先輩社員などが会社の棚に色んな本を置いていることがあったのですが、ウェブ解析士の参考書があったので、資格の本とは思わずに自分で仕事を進めるためにわからないことがあったら調べるのに活用していました。

 

社内唯一のウェブディレクターという立場であまりなにも聞ける人がいなかったので、サイトをどのように計測しているのかや、数値の読み取り方、設定の方法などを教えてくれる書籍はとても有難かったです。

 

そのため資格は取得していませんでしたが、とてもウェブ解析士には恩恵をうけていたのだと思います。資格取得するのはもちろん大事なことですが、資格を取得するために勉強するだけでなく実践で使用できる良い書籍だからこそ使用していたのだと思います。

 

資格としてのウェブ解析士のよさ

資格として認識したのは3年前。現在の会社に入社した時でした。

 

自社の推奨資格になっており、再度勉強し直して見た結果、結構勉強になりました。

以前も恩恵は受けていると思っていましたが、今までは必要だと思った個所しか勉強していなかったので改めて勉強をすることでGoogleアナリティクスの成り立ちだったり、解析するために必要な情報の基礎を手に入れられたかと思います。

 

現在は発展的な内容で自身の勉強を進めていたり、仕事に活かしていますが、基礎固めができたので応用の内容も頭にはいりやすいかなと思います。

 

効果的にGoogleアナリティクスの勉強を進めるにはこの資格が基礎固めになるので、私はウェブ解析士の資格を取得することを推奨します。

 

また、資格の試験には珍しく二部構成になっており、2次試験では実践的に分析した結果を先方に提出するという内容のため、頭に入れるだけでなく手を動かすことができるので理解をより深めることが出来るかと思います。

 

わたしは実践からはいりましたが、実践が難しい場合などはウェブ解析士を取得することで実践もすることができるので良いかと思います。

 

来年ではそろそろ上級ウェブ解析にも手を出してみたいですね。

 

明日は岡崎 志保|グランフェアズ さんの「ウェブ解析士会議2023in大阪に参加しました!レポート」です。お楽しみに。

これは「WACA Advent Calendar 2023」の17日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9249

昨日は河村悠佳さんの「ウェブ解析士をとってよかったこと」でした。

 

今回はウェブ解析士の資格を勉強したことで恩恵を受けたことを記載していこうかと思います。

 

ウェブ解析士の書籍との出会い

 

わたしは社会人6年目、ウェブ解析士を取得して3年になりますが、実は昔からウェブ解析士の資格に出会っていました。

 

大学3回生の際、今思うとインターンに参加した企業でちょうど他の方がウェブ解析士の資格を取得するために書籍を持っていたのを目撃していました。何の資格なのだろうと思いつつそのときはそれで終わったのですが、新卒で入社した会社でまたその参考書と出会う事となりました。

先輩社員などが会社の棚に色んな本を置いていることがあったのですが、ウェブ解析士の参考書があったので、資格の本とは思わずに自分で仕事を進めるためにわからないことがあったら調べるのに活用していました。

 

社内唯一のウェブディレクターという立場であまりなにも聞ける人がいなかったので、サイトをどのように計測しているのかや、数値の読み取り方、設定の方法などを教えてくれる書籍はとても有難かったです。

 

そのため資格は取得していませんでしたが、とてもウェブ解析士には恩恵をうけていたのだと思います。資格取得するのはもちろん大事なことですが、資格を取得するために勉強するだけでなく実践で使用できる良い書籍だからこそ使用していたのだと思います。

 

資格としてのウェブ解析士のよさ

資格として認識したのは3年前。現在の会社に入社した時でした。

 

自社の推奨資格になっており、再度勉強し直して見た結果、結構勉強になりました。

以前も恩恵は受けていると思っていましたが、今までは必要だと思った個所しか勉強していなかったので改めて勉強をすることでGoogleアナリティクスの成り立ちだったり、解析するために必要な情報の基礎を手に入れられたかと思います。

 

現在は発展的な内容で自身の勉強を進めていたり、仕事に活かしていますが、基礎固めができたので応用の内容も頭にはいりやすいかなと思います。

 

効果的にGoogleアナリティクスの勉強を進めるにはこの資格が基礎固めになるので、私はウェブ解析士の資格を取得することを推奨します。

 

また、資格の試験には珍しく二部構成になっており、2次試験では実践的に分析した結果を先方に提出するという内容のため、頭に入れるだけでなく手を動かすことができるので理解をより深めることが出来るかと思います。

 

わたしは実践からはいりましたが、実践が難しい場合などはウェブ解析士を取得することで実践もすることができるので良いかと思います。

 

来年ではそろそろ上級ウェブ解析にも手を出してみたいですね。

 

明日は岡崎 志保|グランフェアズ さんの「ウェブ解析士会議2023in大阪に参加しました!レポート」です。お楽しみに。

【ウェブ解析士アドベントカレンダー12/16】ウェブ解析士をとってよかったこと

こんにちは!

今日はウェブ解析士のアドベントカレンダーに参加します😊

 

これは「WACA Advent Calendar 2023」の16日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9249

 

昨日は森和吉さんの「ウェブ解析士の魅力とは?」という記事でうぃた!

12/16、16日目では「ウェブ解析士をとってよかったこと」を2つ書きます!

 

ウェブ解析士をとってよかったこと①

資格試験でインプットとアウトプットの両方ができること

 

一般的な資格試験というと、テキストから出題されて知識を問われる形式のものが多いと思います。

しかしウェブ解析士の資格試験では、一般的な形式の資格試験に加えて、実際にGoogle Analytics=GAの画面を操作してレポートを作成し提出するという試験があります。

このようにテキストで勉強しインプットしたことを、アウトプットする場が設けてあるのです。

この試験があることで、資格勉強がインプットだけで終わらず、インプットしたものをもとに実際に手を動かしてレポートを作るというアウトプットができるので、知識も定着するし、業務で使う時に参考になるので良いと思いました。

 

また、良い点はアウトプットだけではありません。

私はウェブ解析士のテキストがすごく勉強になりました。

ウェブ解析の仕組みから解析・分析の仕方まで、一連の流れが学習でき、ウェブだけでなくアプリやSNSなどのウェブ領域のトレンドも抑えているので、一冊やるだけで必要な知識をたくさん吸収することができ、業務でもテキストを参考にしています。

 

以上がウェブ解析士をとってよかったことの1つめです!

資格取得でたまに「取得しても仕事の役に立たない」っていう現象が起きることってありませんか??

私の個人的な感想としては、ウェブ解析士の取得で勉強すること(テキストもレポート作成経験も)は、仕事の役に立っていると感じているのでオススメしたい資格の一つです!

 

ウェブ解析士をとってよかったこと②

本の共著に挑戦できたこと

 

ウェブ解析士の資格を持っていたことで、以下の本の共著に参加することができました。

https://www.amazon.co.jp/dp/429501172X

この本の執筆者をウェブ解析士協会内で募集していたので、手をあげたところ、ありがたいことに共著に参加するに至りました。

この経験を通して、「真っ白なページに文字を埋めていって1つのコンテンツを作る」という0から1を生み出す経験をして、大変でしたがとても学びの多い経験でした。

また、この経験でやったことはウェブ解析士の資格試験の時と同じく「インプットしたことをアウトプットする」です。

本の共著で行ったアウトプットでは、「インプットしたことをわかりやすく伝えるためのアウトプット」を学ぶことができました。

 

まとめ

このように、私はウェブ解析士の資格取得をしたことで、アウトプットの大切さに気づくことができました。

私の場合は本の共著という機会に恵まれましたが、きっと他にも手をあげればアウトプットできる機会があるのではと感じています。

(今回のアドベントカレンダーもそうですね😊)

いろいろな機会を設けてくれることに感謝です。

 

以上です!

最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

明日は柏谷さんの記事です。お楽しみに。

 

GA4のデータをLooker Studio(旧:Googleデータポータル)で表示するには【Looker Studio~1】

Looker StudioはLooker Data Sciences, Inc.にて提供を開始されたクラウド・データプラットフォーム・サービスです。よく名前が変わっていますが、Looker Studioは以前Googleデータポータルと呼ばれていたもので、BIツールの1つであり、社内に蓄積された大量のデータを統合し、高度な分析を行うことができます 。

 

今回はGA4のデータをそのLooker Studioで表示する方法をお伝えしていきます。

  Looker Studioの設定方法

それでは、実際にLooker Studioの使い方をご紹介します。

まずは、Googleアカウントを使ってLooker Studioにログインします。Looker Studioにアクセスすると、下図の画面に遷移しますので、左側の「空のレポート(+)」というボタンをクリックします。


項目を選択すると、上記の画面に切り替わります。ログインしていない場合はログインを求められるので必要なアカウントを選択してください。

その後に画面で、レポートに用いるデータソースを選択します。今回はGoogleアナリティクスでの分析なのでGoogleアナリティクスを選択してください。

次にデータソースで「Googleアナリティクス」を選択すると、レポートに用いるGoogleアナリティクスのアカウント、プロパティを選択する画面に切り替わります。今回は、私が適当に作成したGA4のアカウントですが、いつも使用しているプロパティが出てくるはずです。今回はGA4のデータを取得しようとしていますので、GA4で普段使用しているプロパティを選んでください。

データソースの選択が終わると、レポートの作成画面に切り替わります。

この状態にできれば、接続したGoogleアナリティクスのプロパティからデータを取り出し、グラフや表を作成することが可能となります。

次回からグラフをどのように作成していくのかやビジュアライズの説明をしていきます。GA4とUAのデータの違いなども説明していく予定なのでぜひ楽しみにしていてください。

 

元記事

【GA4】ABテストでのデータをBigQueryで抽出してみた

こんにちは。
今回はGA4でABテストを実施した際にBigQueryでクエリを作成したので共有します。
 

前提

2023年9月30日にGoogleOptimizeは終了してしまうためサーバーでのABテストを実施しています。

Google Optimize Sunset - Optimize Resource Hub

ep.keyとep.value.string_valueにABテストを設定しています。

ABテストでのセッションを取得

--------------------------------------------------------------------------------------------------

--GA4でセッションを取得
with hit_tbl as(
  select
    date(timestamp_micros(event_timestamp), 'Asia/Tokyo') AS hit_date
    ,concat(user_pseudo_id, cast*1 as session_id
    ,(select value.string_value from unnest(event_params) where key = 'page_location') as page_location
    ,ep.value.string_value
    ,ep.key as event_param_key
  from
    `analytics_12345678.events_*`
  where
    _TABLE_SUFFIX between 'YYYYMMDD' and 'YYYYMMDD'
 )

 

--ABテストをしたセッションを抽出する
,abtest_tbl as (
 select
   session_id
   ,max(case when event_param_key = 'ABtest' then 1 else 0 end)as abtest_flg --ep.keyにABテストを設定
   ,max(case when string_value = 'ABtest_a' then 1 else 0 end)as a_flg
   ,max(case when string_value = 'ABtest_a' then 1 else 0 end)as a_flg
 from
   hits_tbl
 group by 1
)

 

--ABテストをしたセッションに絞り込む
,session_tbl as (
  select
    hits.session_id
   ,a_flg
   ,b_flg
   ,page_location
  from
   hits_tbl
    inner join (
       select
         session_id
         ,a_flg
         ,b_flg
       from
         abtest_tbl
       where
         abtest_flg =1
    )as ss
on hits.session_id = ss.session_id
)

--------------------------------------------------------------------------------------------------

このあとにそれぞれ抽出したいセッションやページを設定し、抽出できれば完了です。

*1:select value.int_value from unnest(event_params) where key = 'ga_session_id') as string

GTMのバージョン公開のクセについて

こんにちは。

今回はGA4ではなくGTMについてのシェアです!

GTMのバージョン公開のクセ

ここでクイズです。

以下の順番でバージョン3を公開をした場合、

8/3のGTMの挙動についてA・Bの選択肢から正しいと思う回答をお選びください!

 

【バージョン公開手順】

バージョン3 8/3公開 

バージョン2 公開保留

バージョン1 8/1公開

 

【選択肢】

A.バージョン2での設定内容は保留のまま、バージョン3の設定内容が公開される

B.バージョン2の設定内容は、バージョン3の公開とともに公開される

 

⇩正解は…

 

「B」です!!

 

バージョン2を公開保留にしていても、次のバージョン3を公開した際にバージョン2は公開されます!

 

バージョン2が公開されないようにするにはどうしたらよいか

バージョン2がバージョン3の公開によって公開されないようにするには、バージョン2で設定したタグの詳細設定で、「カスタムのタグ配信スケジュールを有効にする」にチェックをつけて、開始日・終了日を未来のずっと先の日付にすることで回避できます。

GTMのタグ設定

 

まとめ

今回のようなGTMのバージョン公開のクセを知っておくことで、公開したくないバージョンを公開してしまうというミスを防ぐことができます。

このGTMのクセは「少し考えればわかる・当たり前」と思われるGTMの挙動かもしれませんが、意外と情報発信されていない内容だと思ったので、シェアさせていただきました!